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太田川デルタの風物詩 しじみ漁

 

2006年3月31日WEB管理者撮影 市場で見る太田川しじみ

(場所は広島駅南口から出て左に歩いてすぐの「愛友市場」)

太田川のしじみをご存知ですか? 近年NPOとも連携してブランド化も進められていて、話題にもなっています。

上の写真のとおり、粒が大きいのが特徴。指先の3つが太田川しじみの普通サイズ、手のひらにあるくらいのが宍道湖産などよく見かけるサイズだそうです。


広島市内水面漁業協同組合さんへの聞き取り(2006年3月9日)

3月9日に太田川で「しじみ漁」の漁業権を持つ「広島市内水面漁業協同組合さんにお話を伺いましたのでレポートします。

 

■ブランド化にむけて

太田川のしじみはご覧の通り宍道湖産のものとかなり異なります。近年は「太田川しじみ(仮称)」としてのブランド化も図っているとのこと。

地産地消・安心安全をモットーにされているそうです、また「季節性を大切にしたい」という言葉が印象に残りました。

 

目印はこの幟

2006年3月31日WEB管理者撮影

(場所は広島駅南口から出て左に歩いてすぐの「愛友市場」)

 

■歴史と現在

太田川の漁業としての歴史は比較的浅く、昭和27年〜漁業権設定されたそうです。 平成18年3月時点、毎日漁に出られる組合員さんはおよそ20名とのこと。

 

■漁業権設定区域

祇園水門から下流の太田川放水路以外のデルタ河川に漁業権が設定されています。 すなわち、一般の方は祇園水門から下流の太田川放水路以外のデルタ河川ではしじみを獲ってはいけませんのでご注意ください。 太田川のしじみをご自身でお獲りになりたい方は放水路でお願いします。

 

■漁の時期

寒くなると、しじみが川底に潜るそうです。漁の適期は4月中旬〜10月いっぱい。

 

■漁の持続的経営にあたってのご努力

三重県産の稚貝の放流を行っています。

平成17年の放流実績は漁業権設定区域に5000〜6000kg

また、太田川放水路にも3000Kgを放流されたそうです。

さらに、乱獲による悪影響が出ないようにと、漁獲高は一人一日60Kgまでと制限されておられるそうです。

 

■懸念されていること

1)太田川上流からの水量減少

太田川上流からの水量減少により、汽水域の塩分バランスが「潮に負け気味」だとか・・・稚貝の生育に影響があるため、太田川上流からの流下水を増やしてほしいとのことでした。

2)平成17年14号台風の影響

この台風によりデルタの河床の様子が一変したそうです。

今まではジョレンという捕獲器具で獲ったしじみから石を選り分けて捨てていたものが、逆に石の中からしじみを選り分けるという煩雑な状況に追いやられているとのことでした。

 

(以上3月9日の聞き取りより)

 

※4月に入って季節がよくなったら、漁に同行させていただけるとのことでした。

また、その様子もレポートいたします。


 

市場で購入したしじみをWEB管理者自身晩御飯でご馳走になりました!

 

 

粒が大きいのがわかりますか?殻の色も飴色で独特。

また、身は柔らかく、風味もよかったです。奥さんもとても満足していました。